東京・世田谷区は11月から希望する同性カップルに対して、事実婚カップルと同じ続柄を表記した住民票を交付します。
「共に暮らして共にパートナーとして認めあっている点で差別は有ってはならないと私は思います」(世田谷区・保坂展人区長)
世田谷区の保坂展人区長は17日の定例会見で、同性カップルに交付する住民票の中で、世帯主に対するパートナーの続柄を「夫(未届)」もしくは「妻(未届)」と記載ができるようにする運用を11月1日に始めると発表しました。この続柄の記載は事実婚と同じもので、鳥取県倉吉市が2023年10月に導入を始めて、全国に広がっているということです。
一方、総務省はこの記載について、7月に「住民基本台帳法の運用として実務上の問題がある」との見解を示しています。(ANNニュース)