総務省が発表した9月の全国の消費者物価指数は、値動きの大きい生鮮食品を除く指数が2023年9月と比べ2.4%上昇しました。
 3年1カ月間連続の上昇ですが、上昇幅は8月から0.4ポイント縮小しました。政府の「酷暑乗り切り緊急支援」によって、電気代やガス代などの光熱費が抑えられたことが要因だということです。
 一方、食料品価格の上昇は続いていて、特にコシヒカリを除くコメは、2023年9月と比べて46.3%上昇し、比較が可能な1976年以来、最大の上昇幅を更新しました。コシヒカリも41.9%の上昇幅でコメ類全体としても、約49年ぶりの上昇幅となりました。