自民党本部に男が火炎瓶を投げ込み、車で総理官邸の柵に突っ込んだ事件で、車の中にあった20個ほどのポリタンクの中身の大半がガソリンだったことがわかりました。
 臼田敦伸容疑者(49)は19日、総理官邸の前で発煙筒のようなものを1本、警察官に投げた公務執行妨害の疑いがもたれています。
 警視庁公安部によりますと、臼田容疑者は自民党本部に向かって火炎瓶を投げるなどしていて、対応した機動隊員3人がのどに軽傷を負いました。また、男の車からは20個ほどのポリタンクが見つかっていて、中身の大半がガソリンだったということです。