【映像】荒ぶるゴール裏を指さしてブーイングを制止
【映像】荒ぶるゴール裏を指さしてブーイングを制止

 【明治安田J1リーグ】鹿島アントラーズ0-0アビスパ福岡(10月19日/県立カシマサッカースタジアム)                   

【映像】荒ぶるゴール裏を指さしてブーイングを制止

 鹿島アントラーズのFW鈴木優磨がアビスパ福岡との一戦で見せた“大人な対応”が話題だ。鹿島のDF関川郁万とFWウェリントンの頭部と顔面が激突したシーンで、目の前で目撃した鹿島サポーターからの声に反応したウェリントンが暴言を吐く事態に。さらにブーイングを強める鹿島サポーターに対して、鈴木がその行為をやめるように注意したのだ。

 関川とウェリントンが激しくぶつかり合った直後の18分、鈴木が“漢気”を見せた。流血するほどに危険な衝突事故を目の前で見ていた鹿島サポーターからの声に反応したウェリントンが暴言を吐き、イエローカードを提示される。これが火に油を注ぐ形となり、スタジアムの一角は大荒れとなっていた。

 鹿島サポーターからのブーイングに、福岡の選手も怒りをあらわにしてヒートアップする中、鈴木がゴール裏に駆け寄っていく。すると、人差し指を横に振りながら、払いのけるようなジェスチャーで野次をやめるように促したのだ。

 解説・佐藤悠介氏は「福岡の選手は鹿島サポーターに対して感情的になっているように見えますから、そこに鈴木が『もうやめろ』『言うな』と。熱くなるのは分かるんですけどね」と、鈴木がとった“大人な”アクションについて言及。
 
 このシーンにはファンもSNSで「優磨素晴らしい!」「優磨はとりあえずいいやつだ」「鹿島のゴール裏を止めてる」「鈴木優磨はいい漢だな」「一番大人の対応してるんだが」「そういうところが素敵だ」「人柄の良さがみえる」「グッときてしまう」「これは故意ではなくあくまでプレー中のアクシデントだと。サポーターに促している。素晴らしい選手だよ」といった称賛の言葉を送っていた。
ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)

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