東京・江東区で江戸時代から続く伝統芸能「木場の角乗」が披露されました。
江東区の木場公園で20日に開催された「江東区民まつり中央まつり」で、都の無形民俗文化財に指定されている「木場の角乗」が披露されました。木場は江戸時代から木材業者が集まる地域で、「角乗」は当時の職人たちの技から生まれました。角材に乗れるまでに3カ月かかり、大技の習得には少なくとも数年が必要だということです。
この日、技術を受け継いだ乗り手たちが一辺30cm、長さ5mの角材を使い、子どもを肩車した「川蝉乗り」や2人で呼吸を併せる「相乗り」、演目の後半には大技「梯子乗り」が繰り出され、観客からは大きな拍手が送られました。(ANNニュース)