インド外務省は、2020年の軍事衝突以降、緊張が高まっている中国との国境地帯でパトロールの取り決めについて、中国側と合意したことを明らかにしました。
 インドと中国の国境地帯の係争地では2020年、両国の軍が衝突し双方に死者が出ました。この係争地についてインド外務省は21日、「数週間にわたる協議の結果、国境地帯の実効支配線に沿ったパトロールの取り決めについて、中国側と合意に達した」と発表しました。その上で、「2020年に起きた問題の解決につながるだろう」としています。