線路にかかる陸橋の点検業務の入札をめぐり、談合を繰り返した疑いがあるとして公正取引委員会がJR東海などに立ち入り検査に入りました。
 関係者によりますと、独占禁止法違反の疑いで立ち入り検査を受けたのは、JR東海と点検業者である5つの建設コンサルタント会社です。JR東海が管理する10路線の陸橋の点検業務で、事前に決めた事業者が受注できるように調整した疑いがあるということです。
 JR東海は、入札には参加していないものの、調整に関与した疑いが持たれています。JR東海は「検査には全面的に協力している」とコメントしています。(ANNニュース)