約400年前に作られ、江戸時代に日本に持ち込まれたとされるペルシャ絨毯が、ロンドンでオークションに出品されました。落札価格は最高で4億円と予想されています。
このペルシャ絨毯は、400年以上前に中東のイランで作られたとされ、江戸時代に日本に持ち込まれたということです。2007年に日本でこのペルシャ絨毯の存在が明らかになり、24日にロンドンでオークションにかけられるのを前に、初めて一般公開されました。
このペルシャ絨毯は縦5.4メートル、横2.2メートルで、オークション主催者は、市場に出回っているこの時代に作られたペルシャ絨毯の中では、最大級と指摘しています。また直射日光に当たっていなかったとして、色落ちしていないなど、絨毯の状態が非常に良いということです。落札価格は100万ポンドから200万ポンド、日本円で約2億〜4億円に上ると予想されています。(ANNニュース)