気象庁は11月から2025年1月までの3カ月予報を発表し、11月は例年よりも気温が高くなるところがある一方、冬は全国的に例年並みの寒さになるとしました。
気象庁は22日、11月から2025年1月までの3カ月間の予報について会見を開きました。11月は東日本や西日本、沖縄・奄美で気温が例年よりも高くなるとしていて、原因としては、南米ペルー沖の海水温が低くなる「ラニーニャ現象」により、日本付近は暖かい空気に覆われることなどをあげています。
一方で、冬は「ラニーニャ現象」の影響により、上空に寒気が入りやすくなることなどから、全国的に例年並みの寒さになり、日本海側を中心に大雪になる可能性を指摘しています。
気象庁は、11月までと12月以降では気温の変化が大きくなる可能性があるとして、冬の備えを早めにするよう呼びかけています。(ANNニュース)