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【映像】今回調査対象になった“タオル”の実物

 『探偵!ナイトスクープ』(テレビ朝日系)が10月18日に放送され、「無くしたタオルが隣人宅にあるかもしれない」という依頼を調査した。

【映像】今回調査対象になった“タオル”の実物

 視聴者から寄せられた依頼にもとづいて、探偵局長が部下の探偵たちを野に放ち、世のため、人のため、公序良俗・安寧秩序を守るべく、この世のあらゆる事どもを徹底的に調査追求する同番組。今回の「我が家のタオルが隣人に盗まれた?」は、愛知県の男性(36)から寄せられた次のような依頼だ。

『1年ほど前、長年愛着がわいていた、お風呂で体を洗うタオルをなくしてしまいました。それは今から10年前、独身時代に1人で大分県へ旅行に行き、別府の竹瓦温泉という歴史ある銭湯に入った際に購入したタオルです。約10年間、大切に使ってきたタオルを自宅近くのスーパー銭湯に持って行った際に忘れてしまったようで、すぐに銭湯に電話しましたが『該当するタオルは見つからない』と言われました。するとある日、うちの家のお隣の物干し竿に、なんと私のタオルが干してあったのです。使い古した感じも全く同じです。そこの住人の方とは全く面識もなく、「そのタオルって私のタオルではないですか?」とさすがに聞く勇気もなく。しかし、なぜ僕のタオルが隣の洗濯物の中に交じっているのか、謎は深まるばかりです。もし、そのタオルが私のであれば返してほしいのです』

 カンニング竹山探偵が依頼者を訪れ、まずはスーパー銭湯で聞き込みを開始。しかし、濡れているタオルなどの忘れ物は1〜2週間程度しか保管されず、手掛かりは見つからない。

 そんな中、隣家を見てみると、物干しに例のタオルが。そこで意を決し、お隣を訪問。目の前に出されたタオルを見て、「これは僕のかな?」と依頼者が問いただす。

 しかし、隣人の回答は「僕が別府の温泉で買ったタオル」というもの。困惑する竹山探偵らを前に、スマホの写真を振り返りながら「2018年に竹瓦温泉で買いました。実家に置いてあったんですけど、『そういえば別府で買ったタオルがあった』と、実家から持ってきて使っています」と続ける。タオルにはかすれた「ゾ」の文字があるが、古くなったタオルの印として書いているものだそうだ。

 同じタオルを同じ場所で買っていたという事実に、依頼者は「これはウチのものではありません。申し訳ありません」と平謝り。この模様をスタジオで見ていた顧問の呂布カルマも「まさに(事実は)小説より奇なりのやつ。信じられない」と驚いていた。

 なお、これを機に両家の仲が深まり、依頼者側が近々計画している大分旅行で、新しいタオルを買ってくることを約束したということだ。

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