東京メトロ株は、上場によって時価総額が1兆円を超える大型案件になっています。
市場関係者は、午前の取引を「これが大型新規上場の醍醐味だ」と振り返りました。
東京メトロの上場は、全株式を持つ国と東京都がそれぞれ半分ずつ、一株1200円で売り出す形で実現しました。
しかし、知名度や配当への期待などから買い注文が殺到してなかなか売買が成立せず、午前10時過ぎにようやくついた初値は1630円と売り出し価格を大きく上回りました。また、株価は一時1768円と、時価総額が1兆円を超えました。
ただ、市場関係者からは新NISAに続く活性化に期待する一方で、上場で急上昇した株価は短期間で下落する可能性もあるため、注視が必要だという声もでています。(ANNニュース)