アメリカ大統領選挙は残り2週間。激しい選挙戦となっていますが、世論調査では激戦州で共和党のトランプ氏がわずかにリードし、民主党のハリス氏の勢いに陰りが見られます。
「我々はさらに14日間戦い続けて、盛大な祝勝パーティーを開く。この国を立て直し、アメリカを再び偉大な国にする」(共和党・トランプ氏)
トランプ氏は22日、フロリダ州で自らが大統領に返り咲けば経済は好転するとアピールし、アメリカの最大の問題は不法移民の流入だと強調しました。
一方、オバマ元大統領は激戦州ウィスコンシン州で、ハリス氏の支持を呼びかけました。
「年齢を重ねて正気を失い、歯止めもなくなったトランプがどんな姿なのか見る必要はない」(民主党・オバマ元大統領)
世論調査では、10月に入って激戦州でハリス氏の勢いが失速し、トランプ氏がわずかにリードしています。両陣営ともまだ態度を決めていない層の獲得が決め手になると見ています。(ANNニュース)