昨今、カンボジアを拠点とした特殊詐欺グループが急増しているという。                   
 トクリュウ(匿名・流動型犯罪グループ)のカンボジア進出は2020年から始まったそうで、元徳島県警捜査一課警部の秋山博康氏は「ある指定暴力団の組長」がカンボジアに行き地盤づくりをしたとして「同じワイロの国なので、フィリピンからいまカンボジアに移行している現状」と解説した。
 秋山氏は「これは特ダネ」と前置きすると「カンボジアが捜査の中心になってきたら、次に反社らが(犯罪の拠点に)考えているのはロシアの可能性が高い」と発言した。