「東京リベンジャーズ」の物語に触れたことがなくとも、このシーンは知っているという人も多いはず。“無敵のマイキー”こと佐野万次郎(CV:林勇)が「日和ってる奴いる?」と仲間たちに発破をかけるあのセリフは、単に真似しやすいだけでなく、マイキーの魅力が詰まった名ゼリフだからこそ、爆発的に流行したのだろう。
【映像】特攻服で張り切って演説するマイキー(15:40頃~)
東京卍會のメンバーである“パーちん”こと林田春樹(CV:木村昴)の親友とその恋人が愛美愛主(メビウス)のメンバーに襲われた。パーちんはわらにもすがる思いで、東京卍會の総長であるマイキーに相談したが、愛美愛主との戦いに仲間を巻き込むことへの迷いもあった。
「みんなに迷惑かけちゃうから」と悩むパーちんに対して、マイキーは、「んなこと聞いてねーよ。やんの?やんねーの?」とたずねた。パーちんが「やりてーよ!ぶっ殺してやりてーよ!」と涙すると、マイキーは、「だよな」と朗らかに答えた。
マイキーは、周囲の仲間たちに「こんなかに、パーのダチやられてんのに迷惑って思ってる奴いる?パーのダチやられてんのに、日和ってる奴いる?」と問いかけて、「いねーよなぁ!」と威勢よく続けた。そして、「愛美愛主、潰すぞ!」と高らかに宣言し、東京卍會のメンバーたちは拳を突き上げながら歓声を上げた。
マイキーのカリスマ性が発揮された一連のシーンは、作品を代表する名場面だ。「日和ってる奴いる?いねーよなぁ!」はSNSなどで真似して使う人々も多く、もはや流行語と呼んでいいほどの広がり方を見せたが、やはりこのセリフをこれだけかっこよく言えるのは、本家本元であるマイキーだけだろう。なお、当該シーンは、原作漫画の第11話、アニメ版の第5話で楽しむことができる。
配信中のアニメ「東京リベンジャーズ」は、「週刊少年マガジン」(講談社)で2022年まで連載されていた和久井健氏による漫画が原作。人生どん底のフリーター・花垣武道(CV:新祐樹)が12年前の中学時代にタイムリープし、かつての恋人の命を救おうと奮闘する物語だ。原作漫画は世界累計発行部数7000万部を突破し、ヤンキーものとして異例のヒットを成し遂げたほか、実写映画版も大きく話題となった。2024年10月現在、アニメ版は第3期まで制作されており、続編の制作も決定している。
(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
出演声優がMCを担当!『声優と夜あそび2023』情報
■灰谷竜胆役・下野紘さんが火曜MCを担当『声優と夜あそび2023』
■灰谷蘭役・浪川大輔さん&九井一役・花江夏樹さんが木曜MCを担当『声優と夜あそび2023』
■稀咲鉄太役・森久保祥太郎さんがウォーカーズMCを担当『声優と夜あそび2023』
「東京リベンジャーズ」原作漫画