【MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024】日本女子代表 4-0 韓国女子代表(10月26日/国立競技場)
これが“ポスト澤穂希”のポテンシャルなのか。なでしこジャパン(日本女子代表)のMF谷川萌々子が、ボックス内で浮き球のクロスに反応すると、リラックスしたフォームから右足のダイレクトボレーを放った。このプレーが元フランス代表MFのジネディーヌ・ジダンの伝説的ゴールを彷彿とさせると話題を集めている。
なでしこジャパンは韓国女子代表を相手に前半で3点を決めると、後半からダブルボランチの一角に入った19歳の谷川が56分にニアを打ち抜く強烈なダメ押しの4点目。さらに試合終了間際にもレジェンド澤穂希の後継者として期待される“新星”は、スケールの大きさを感じさせるプレーを披露した。
右サイドからの崩しでDF遠藤優がボックス中央へと浮き球のクロスが上がると、走り込んだ谷川がゆったりとしたフォームからダイレクトボレーで合わせた。シュートは惜しくもゴールの枠を逸れたが、ポテンシャル抜群のフィニッシュで国立競技場に集まったファンもどよめいた。
ジダンが2002年のチャンピオンズリーグ決勝で決めた伝説のボレーシュートにも似ていた一撃にはサッカーファンも驚愕。SNSでは「まさかのダイレクトボレー」「スケールが大きいですね」「ボックス内に侵入する動きがまさにザ・ストライカーという感じで非常に良い」「スケール感あるなー」「期待通り魅せてくれる」「既に世界レベル」「ゴールへの嗅覚がえぐい」「今の決めてたらほぼジダンだった」などのコメントが寄せられた。
試合はこのまま4-0のスコアで終了。新星・谷川の活躍もあり、なでしこジャパンが韓国女子代表に圧勝した。
(ABEMA/MIZUHO BLUE DREAM MATCH 2024)