大手光学機器メーカーのオリンパスは、違法薬物を購入していたとして、カウフマン社長兼CEOが辞任したと発表しました。
オリンパスは、カウフマン氏(56)が違法薬物を購入していたという通報を受けて、内部調査による事実確認などを行いました。その結果、事実である可能性が高いとして取締役会が辞任を求めたところ、カウフマン氏が応じたということです。
当面は竹内康雄会長(67)が社長兼CEOの役務を担い、指名委員会が後任を検討するとしています。
カウフマン氏は、2003年にドイツにあるオリンパス・ヨーロッパに入社し、2023年4月からは本社の社長兼CEOに就任していました。オリンパスは、「株主、関係各位に心配をかけ深くお詫び申し上げます」とのコメントを出しています。(ANNニュース)