メジャーリーグワールドシリーズ第2戦で肩を負傷したドジャースの大谷選手について、ロバーツ監督は日本時間29日に行われる第3戦に出場できるという見通しを示しました。
大谷選手は、ワールドシリーズ第2戦で盗塁を試みた際に左肩を負傷し、関節が部分的に外れる「亜脱臼」であることがわかりました。
日本時間の28日、会見でロバーツ監督は、「トレーナーと話し、報告を受けた私の予測では、彼が第3戦に出場できないとは思えない。きのうよりきょうの方が状態は良くなっていて、これから練習してボールを実際に打ってみる」と大谷選手のけがの状況を明らかにしたうえで、「大谷がプレーできると感じれば、しない理由はない」と語りました。
また、「彼は自分の身体についてよく理解していると思う。もし彼がプレーできると感じているなら、しない理由はないでしょう」「けがは左肩の後ろ側で、それが彼のバッティングに影響を与えるとは思わない」と述べました。
さらに記者からの大谷選手の第3戦出場は「痛みに耐えられるかどうかと、心地よさの問題か」との質問に、「そのとおりだ」と答えています。
チームとは別行動でロサンゼルスからニューヨークに移動した大谷選手は、現地27日の午後7時ごろヤンキースタジアムに入りました。素振りはすでに再開していて、出場に向けてケージでの打撃練習も再開するということです。（ANNニュース）
