【リーグアン】ニース2-1モナコ(日本時間10月28日/アリアンツ・リビエラ)
絶好調の日本代表MF南野拓実の勢いが止まらない。ニースとの一戦で“モナコのキング”は、左サイドをパワーとスピードが融合した強引なドリブルで突破。「ほぼゴール」の決定機をお膳立てしている。
モナコでプレーする日本代表MF南野拓実は、ミッドウィークに行われたツルヴェナ・ズヴェズダのUEFAチャンピオンズリーグ(CL)の試合で2ゴール1アシストの活躍を披露していた。この勢いそのままに、週末のニース戦でも圧巻のプレーをみせている。
スコアレスで迎えた22分に南野は中央から左サイドへと流れてパスを受けると、マッチアップしたニースDFモハメド・アブデルモネイムを相手にドリブルをスタート。自慢のパワーとスピードで強引に前を向くと、そのまま相手DFを振り切ってボックス内へと進入した。
味方を狙ったラストパスはズレて相手GKに当たってしまったが、そのこぼれ球をブレール・エンボロが押し込み、モナコが先制したかに思われた。
しかし、直後にVAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)が介入すると、南野がパスを受けたポジションが、わずかにオフサイドだったことが発覚。エンボロのゴールは幻となった。
それでも視聴者は「えぐい突破」「流石のタキ!」「タキの切り込みで勝負あったな」と、ドリブルで局面を打開した日本代表MFに賞賛の声を送っている。
なお、試合は後半にモナコが退場者を出してしまい、数的不利の状況でニースに勝ち越しゴールを許して1-2の敗戦。今シーズンの公式戦で初黒星を喫した。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)