サバイバルオーディション番組『PROJECT 7』第4話にて、日本人練習生のアサカ コウタロウがバレエの経験を生かした見事なパフォーマンスを見せた。
『PROJECT 7』は、総勢200名の参加者が挑む、過去最大規模のボーイズグループ誕生オーディション番組。視聴者が“ワールドアセンブラー”となって毎ラウンドごとに練習生を選択して新しいチームを作る“組み立て”や“強化”の概念を取り入れた、新感覚の番組だ。MCは俳優のイ・スヒョクが務め、ディレクターにはイ・ヘインを筆頭に、バダ、RyuD、元Wanna Oneのハ・ソンウン、ライオン・ジョンらが集結している。デビューの座を掴むのは7名。
毎日一番に練習室に来ていたコウタロウ
金髪が目を引く21歳の日本人練習生・アサカ コウタロウは、なんとバレエ歴16年。ポジションマッチのダンスポジションで彼が所属するThe Chainsmokers「Closer」チームは、14人の大所帯だ。ダンスが得意なメンバーが多く、練習中にもフリースタイルダンスで仲を深めていく。センターにはカン・ミンソが選ばれた。
後半はメンバー自らが振付を創作したパートが挟まれるが、中間チェックでは、ディレクターのバダから「ヒップホップに見えてしまう。雰囲気が変わりすぎて、違和感がないか心配です」と指摘されてしまった。
修正を加えるメンバーだが、後日また練習室を訪れたバダから「どうして直らないの?意地を張ってる?」「最初からやり直すつもりで考えた方がいい」とまで言われ、メンバー間にストレスが溜まっていく。そして推敲を重ね、迎えた本番直前のリハーサル。ディレクターのRyuDからは「構成もいいし、創作ダンスもクオリティが高かったです」との賛辞が飛び出した。
本番ではメンバーが白い衣装に身を包み、軽快なビートに乗せてしなやかなダンスを繰り広げていく。16歳のソ・キョンベを中心としたパートでは、息の合ったダンスで圧倒した。そして創作パートでは、コウタロウがバレエの経験を活かした見事なピルエットを披露。それぞれのメンバーが表情の演技でも魅了し、視聴者からも「金髪くん日本人なの?」「コウタロウ表現力すごい」との感想が起こった。
パフォーマンス後、MCのスヒョクから「毎日一番に練習室に来ていたそうですね。ステージに満足していますか?」と、真面目さを紹介されたコウタロウ。彼は声を震わせながら「みんなで朝方まで…一生懸命準備したことを、皆さんの前で披露できて、幸せですし満足してます」と真摯に語った。
(『PROJECT 7』/ABEMA K-POPチャンネル)