【明治安田J1リーグ】サンフレッチェ広島0-1京都サンガF.C.(日本時間11月3日/エディオンピースウイング広島)
納得のいかない判定に、指揮官は怒りを抑えることができなかった。京都サンガF.C.の曺貴裁監督がサンフレッチェ広島との一戦で、相手陣内でボールを奪ったFWラファエル・エリアスのプレーがファウルと判定され、不満を爆発させた。
アウェイチームの指揮官の堪忍袋の緒が切れたのは、京都が1点リードで迎えた69分だった。京都のエリアスが広島のMFトルガイ・アルスランに体をぶつけて相手陣内でボールを奪うと、ファウルを示す主審のホイッスルが鳴り響く。この判定に対してエリアスは異議、曺監督も到底納得できなかった。ベンチを飛び出して、第4審に詰め寄り声を荒げて猛抗議。ピッチを指さしながらノーファウルを強くアピールするも、怒りが収まらず最後は京都のスタッフ3人に抑え込まれる形で事態は沈静化した。
このシーンで、実況・江本一真氏は「曺貴裁監督、納得がいかない」と状況説明。ファンは「これは怒っていい」「絶対ノーファウル」「あれくらいファウルを取らなくて良い気がする」「ヒートアップしちゃうよね」と指揮官に同情する声も多く見られた。
試合はそのままタイムアップ。62分に平戸太貴が決めた1点を京都が最後まで守り抜き、優勝争いを演じる広島から勝点3を獲得して13位に浮上している。
(ABEMA de DAZN/明治安田J1リーグ)