プロ野球・ソフトバンクの和田毅投手(43)が5日、都内で引退会見を行い報道関係者とファンに感謝を述べると「7月には引退を決めていた」「体がボロボロになっていた」と率直な思いを語った。
 引退を決めたタイミングについては「最近決めたわけではなく、今年の7月過ぎくらいにはほぼ固まっていた」と語った。
 決め手としては「5年前くらいから肩の痛みと闘いながら投げていて、駄目になったらもうやめようという気持ちで毎シーズン戦っていた。選手としての役割が段々と終わりを迎えているのかなという気持ちが出てきて、今年はそれを強く感じていた。今度は選手ではない立場で、ソフトバンクや野球界に貢献したい、勉強をする時間を充てたいという気持ちの方が比率として高くなってきて、その比率が完全に上回った」と説明。