【グランドスラム オブ カーリング】カナディアン・オープン(11月7日/カナダ)
グランドスラム オブ カーリングの第2戦「カナディアン・オープン」で、日本女子のロコ・ソラーレがチーム・ギム ウンジ(韓国)に8-2で勝利。プレーオフ進出に向けて大きく前進を遂げた。
ロコ・ソラーレがライバルチームに快勝した。予選第2試合となったこの日は、序盤から韓国チームを圧倒。第2エンドでは、相手のナンバースリーを打ち出す技ありショットから2点を獲得した。さらに、第3エンドではわずかなアイスリーディングの差からぎりぎりで1点をスチール。第4エンドでもヒットロールから2点を奪い、前半で5-1と相手を突き放した。
後半では韓国が1点を返し、第6エンドでは韓国チャンスのシーンとなったものの、スキップの藤澤五月が相手のナンバーワン、ツーと2つのストーンをはじき出し、自軍の3つの石を残すスーパーショットで3点を追加。この時点で韓国チームがコンシードとし、ロコ・ソラーレが白星を手にした。
試合後、サードの吉田知那美は「全体を通して安定していて良かった」と総括。また、「本番では練習の7割しか(ショットは)決まらないと思っているので、120%決めてやるという気持ちで臨んでいるのが良かった」とメンタル面での好調もアピールしていた。
予選2連勝でプレーオフ進出に大きく前進したロコ・ソラーレ。次戦は中部電力との日本チーム対決(日本時間8日午前8時)とあり、大きな注目を集めることになりそうだ。
(ABEMA『SPORTSチャンネル』)