世界が注目したアメリカ大統領選挙は、共和党のトランプ前大統領が民主党のハリス副大統領に、予想外の大差をつけて勝利。132年ぶり2人目となる、大統領返り咲きを果たすことになった。選挙では経済政策、人工中絶、移民問題などが注目されていたが、CNN等が行った出口調査では、投票に重視するものとして「民主主義」が35%を示し、1位になった。
 民主主義の象徴とも言える選挙でトランプ氏が勝利したにも関わらず、その後もアメリカの各紙では「トランプ氏が民主主義を脅かす」「政府は右傾化するだろう」という文字も踊った。トランプ氏が大統領になることで、本当に民主主義の危機は訪れるのか。そもそもアメリカの民主主義の危機とはなんなのか。『ABEMA Prime』で考えた。