因縁の試合に敗れた23歳の若き女子王者の怒りは、試合後も収まらなかった。ジェネラルマネージャー補佐に対する理不尽な八つ当たりにSNSが騒然としている。
WWEの第3勢力NXTで女子王座に君臨する23歳のロクサーヌ・ペレスは、現在元女子王者コーラ・ジェイドと結託中。さらには女子3人ユニットのフェイタル・インフルエンスも仲間に加わり、5人がNXTの女子ディビジョンを牛耳ろうとする動きが始まった。
そこに立ちはだかったのが、9月にNXTに加入したロンドン生まれの日本人女子レスラー・ジュリアだった。同月に加わったメキシコトップの女子レスラーとの呼び声も高いステファニー・バッケルや元NXT北米女子王者のケラーニ・ジョーダン、そして別団体TNAの最前線で躍動するジョーディン・グレイス、さらには”ホラーキャラクター”で人気を博した屈強女子レスラーのザリアもWWE電撃加入とともに、チームに加わり5vs5の様相が出来上がった。
7日に行われた10人タッグマッチではジュリア組が勝利。試合後にWWE公式がロクサーヌとコーラのバックステージの様子をアップすると、動画にはロクサーヌが苛立ちを募らせる姿が。コーラが「落ち着いて」となだめるも、「落ち着いてなんて言わないで!」と逆ギレ。
さらには横にいたジェネラルマネージャー補佐のロバート・ストーンに八つ当たりのキックをかまし、コーラの胸を借りて大号泣。コーラは終始ドン引きの表情を見せ、ファンも「理不尽すぎる」と苦笑いのリアクションだった。
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