先月末、文部科学省が全国の小中学校での不登校の人数を発表した。昨年度は約34万6482人と過去最多であることが判明し、11年連続で増加となった。その要因について文科省は、不登校に対する理解が広まり、無理に登校させなくていいと考える保護者が増えていることなどをあげている。
 調査では、教員が把握した事実として、不登校の児童生徒の3割以上から「学校生活に対してやる気が出ない等の相談があった」という。これにネットでは「学校ってやる気がなければいかなくていいの?」「甘えでしょ。子ども自身と親でなんとかしなさいよ」といった厳しい意見もあった。