【スーパーフォーミュラ】第8戦(決勝・11月9日/鈴鹿サーキット)
レース中にサーキットを走る“格好良いクルマ”は、スーパーフォーミュラのマシンだけではない。国内最高峰のレースでセーフティカーに起用されているホンダの名車が注目を集める一幕があった。
決勝レース20周目、平良響(ITOCHU ENEX TEAM IMPUL)のタイヤがピットアウト直後に脱輪するというアクシデントが発生。タイヤは転々とコース上を転がり続け、2コーナーの縁石で止まった。平良のマシンとタイヤを回収するために、セーフティーカーが導入されると、この日解説を務めた松下信治が「NSXのセーフティカー、格好良いですね」と言及。
鈴鹿サーキットは、ホンダのお膝元ということもあって、ホンダブランドのセーフティカーが多く配備されている。NSXは市販車としてはすでに販売を終了しているモデルであり、その姿を見られる機会も貴重となってきた。セーフティカーとして使用されている2代目NSXは、3.5LのV6ツインターボエンジンに3モーターのハイブリッドシステムを組み合わせたスーパーカーで、システム最高出力は600馬力近いハイパワーを発揮する。モビリティリゾートもてぎもホンダの研究所が近いこともあり、同じくNSXがセーフティカーを務めている。
松下のコメントでセーフティカーに注目した視聴者からも「かっこいい」「お、ホンダNSX」などとコメントし、その勇姿に多くの反響が寄せられていた。
(ABEMA『スーパーフォーミュラ2024』/(C)JRP)