アメリカのトランプ氏が有罪評決を受けた不倫口止めをめぐる裁判で、裁判所はトランプ氏の免責特権の判断を1週間延期すると発表しました。
 トランプ氏は、不倫相手の元ポルノ女優に口止め料を支払い、これを隠すために業務記録を改ざんした罪で2024年5月に有罪評決を受けています。量刑の言い渡しは7月に行われる予定でしたが、連邦最高裁が大統領在任中の公務は「免責特権」が適用され、刑事責任を問われないと判断したため、ニューヨーク州の地裁は免責の範囲を判断した上で、26日に量刑を言い渡すとしていました。