【写真・画像】【日本代表の11月シリーズ序列&起用法】主軸を欠くCBとCFのスタメンは? 堂安律と三笘薫のシャドー起用で伊東純也と中村敬斗の出番増も 1枚目
【映像】久保建英、驚愕のカットインゴール

 11月15日(21時キックオフ)、FIFAワールドカップ2026アジア最終予選(3次予選)でインドネシア代表とアウェーで激突する日本代表。森保一監督が選ぶスタメンを予想する。

【映像】久保建英、驚愕のカットインゴール

 日本代表は9月と10月に3勝1分けの成績を残してグループCの首位でFIFAランキングは16位、一方のインドネシア代表は3分1敗でグループ4位にしてFIFAランキングは130位と、戦力・実績の差は明らか。ただ、インドネシア代表はオランダ系帰化選手の大量抜擢でチーム力を高めており、サウジアラビア代表とオーストラリア代表からはアウェーゲームでドローをもぎ取っている。侮れない相手だ。

 システムは9月と10月に使った3-4-2-1の継続採用が濃厚。GKはその4試合でいずれもゴールマウスを守った鈴木彩艶(パルマ)で間違いないだろう。

 大きな注目点が最終ラインだ。怪我で招集外となった冨安健洋アーセナル)、伊藤洋輝(バイエルン)に加え、11月8日のベルギーリーグでアキレス腱を痛めた谷口彰悟(シント=トロイデン)もメンバー発表後に参加を辞退。過去4試合は右から板倉滉(ボルシアMG)、谷口、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)という3バックだったが、板倉を中央に回し、右CBに新たな選手を入れるソリューションになるはずだ。

 その候補は、高井幸大(川崎フロンターレ)、瀬古歩夢(グラスホッパー)、5か月ぶりに復帰した橋岡大樹(ルートン)、そして追加招集された関根大輝(柏レイソル)という4人。強化試合ならば20歳の高井を抜擢する可能性もあるが、まだ1キャップ(9月の中国戦で20分ほどプレー)と経験不足は否めない。大事なW杯予選だけに9キャップとより実績豊富で、6月のミャンマー戦で右CBとしてフル出場した橋岡を森保監督は選ぶのではないか。

 ダブルボランチはやはり、遠藤航リヴァプール)と守田英正(スポルティング)の鉄板コンビだろう。ウイングバックは過去4試合と同じく右が堂安律フライブルク)、左が三笘薫(ブライトン)か。伊東純也(スタッド・ランス)、中村敬斗(スタッド・ランス)、前田大然セルティック)がスーパーサブとして控える。

 そのシャドーは、4試合連続スタメン中と最も信頼が厚い南野拓実モナコ)の先発は固い。これまで相棒の座は久保建英(レアル・ソシエダ)と鎌田大地クリスタル・パレス)が分け合ってきており、コンディション的には11月9日に所属クラブでの試合を終えた鎌田のほうが有利。ただ、所属クラブでの直近2試合(セビージャ戦、バルセロナ戦)で好調ぶりをアピールしている久保を、今回は先発に持ってくると予想する。

 CFは浅野拓磨(マジョルカ)に加え、レギュラーの上田綺世(フェイエノールト)が怪我で招集外。代わって今回は古橋亨梧(セルティック)が約1年ぶりに復帰している。しかし、少なくともインドネシア戦のスタメンは小川航基(NEC)だろう。先発だった6月のミャンマー戦は2ゴール、9月と10月は途中出場から1ゴールずつとしっかり実績を重ねており、最終予選初先発を果たす可能性が高い。

 森保監督は27人を招集しているが、試合ごとの登録メンバーは23人(スタメン11人、ベンチ入り12人)。4人はベンチ外でスタンド観戦を強いられることになる。はたして、それぞれどんな顔触れになるのか。注目される。

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