電池に乗せた導線が、くるくると回り続ける“不思議な装置”に、SNSでは話題となっている。
注目を集めているのは、原子力科学研究所のイベントに行ってきた保育園児の息子さんが学んできたことを見せてくれたという動画。電池の上に導線を乗せると、くるくると回り続けるのだ。
この装置は「ファラデーモーター」と呼ばれる、シンプルな仕組みのモーター。電池の下にはボタン型の「ネオジム磁石」が置かれており、導線に流れる電流は、磁力がはたらいている「磁界」を横切るため、「フレミングの左手の法則」に沿って回転する力が働くという。また、電池の向きを逆にすると、逆方向に回転するのも面白い。