不倫が発覚した国民民主党代表の玉木雄一郎氏について、不倫問題で議員辞職した元衆議院議員の宮崎謙介氏がコメントした。
玉木氏といえば「『絶対に、不正をしない。』『絶対に、不倫をしない。』などというように、そもそも政治家として有権者信頼に耐えうる集団であることを、自信を持って約束できる集団であるべきだと思います」と自身のオフィシャルブログで綴っていた。
しかし、不倫疑惑が発覚すると「報道された内容はおおむね事実」として、発覚記事がネットにアップされたわずか3時間後に「ひとえに私の心の弱さ。家族のみならず、期待を寄せていただいた全国の多くの皆さんに…」「本当に申し訳ありませんでした」と即謝罪した。
一時は辞任論も出たが、責任を問う声はどこかに消えた感があるのも事実。結局、両院議員総会では玉木氏の続投が承認され、議員辞職どころか代表も辞めないことが決定した。
宮崎氏の妻で元衆議院議員の金子恵美氏は「玉木雄一郎氏の国民民主は党首のみで成り立っているからやめられないのでしょう」と推察する。
宮崎氏は自身の辞職理由について「言行不一致が一番大きかった。政治家を志すときに、今の日本の政治は終わっていると。『クリーンですよ』と言いながら、裏ではお金で悪いことをしている人がいる。それとやっていることはあまり変わらないと思った。言行不一致イコール政治不信を招くということで私はけじめをつけた」と述べた。
「離党か辞職かは大きな違い。自民党の国会議員と無所属の国会議員で何が違うのか、国民皆さんからすると、引き続き歳費をもらって、『生活変わらないでしょ』『けじめをつけたことにならないでしょ』と取られる、一気に議員辞職した方が皆さんからお許しいただけるのではないかという気持ちになった」「女性の誘惑に負けてしまったという己の方の情けなさに向き合って腹を切った」と続けた。
玉木氏に対しては「ご自身が掲げる政策があって、それを実現するために頑張っていくということでぜひ私も応援したいと思っている。これは(辞職するかは)ご自身が判断されることなのではないか」とコメント。
さらに週刊誌による第二の矢、第三の矢がある可能性を指摘して「週刊誌も小出しにしているので、なかなかその辺がソワソワする。玉木氏も今ごろ気が気じゃないでしょうね。また、お相手がまだ出て来られていない。どういう第一声を発せられるのかも含めて」と語った。
(『ABEMA的ニュースショー』より)
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