アニメ「Re:ゼロから始める異世界生活」(リゼロ)の3期となる、「Re:ゼロから始める異世界生活3rd season」の放送が2024年10月から始まりました。3期では、2016年4月から放送が始まった1期、2020年7月・2021年1月から分割2クールで放送された2期の続きが描かれます。
アニメ「リゼロ」の原作は、作者の長月達平氏が2012年から小説投稿サイト「小説家になろう」にて連載し、その後に自身の手で加筆修正を行って書籍化した同名のライトノベルです。2024年11月時点で、原作小説39巻、外伝5巻、短編集11巻が刊行され、コミカライズ・ゲームなどメディアミックス展開も進んでいます。電子書籍を含めた、全世界シリーズ累計部数が1300万部を超えるほどの人気の作品です。
この記事では、アニメ「リゼロ」に登場するカペラ・エメラダ・ルグニカをピックアップ。大罪司教としての権能や性格、声優についても解説していきます。
目次
- アニメ「リゼロ」とは
- アニメ「リゼロ」カペラの基本情報!プロフィールや声優を紹介
- アニメ「リゼロ」カペラはかわいい?その性格は?
- 大罪司教カペラの能力・権能は?
- 生物の姿を変異させる
- 血の呪いを与える
- アニメ「リゼロ」カペラの正体は?
- カペラの倒し方は?最後は死亡する?
- まとめ
アニメ「リゼロ」とは
アニメ「リゼロ」は、異世界に召喚された高校生・菜月昴(ナツキ・スバル)を主人公とするダークファンタジーです。ある日突然、剣と魔法の世界へ召喚されたスバルに与えられたのは、自らの死によって時間を巻き戻す「死に戻り」の能力でした。
制約により死に戻りの力のことを話せないスバルは、魔法もろくに使えない無力な存在です。しかし、一目惚れをしたハーフエルフの少女・エミリアの力になり、ほかの人たちも救う未来を手に入れるために、スバルは人知れず何度も死に戻りを繰り返します。命を賭けて未来を変える信念を貫くスバルは、徐々に周囲から信頼を得るようになり、仲間と協力しながら数々の困難を乗り越えていきます。
アニメ「リゼロ」カペラの基本情報!プロフィールや声優を紹介
カペラは「色欲」担当の魔女教大罪司教で、アニメでは3期から登場します。初登場した第53話では「憤怒」担当の大罪司教であるシリウス・ロマネコンティや「強欲」担当のレグルス・コルニアスが、プリステラの街で騒ぎを起こした直後、突然街中に響く放送をして人々を驚かせました。
かわいらしい外見に反して口が悪く、街の人々を「クズ肉ども」と呼んであざけります。
カペラの基本情報【プロフィール】
■年齢 ?歳
■身長 145cm(可変)
(出典:Re:ゼロから始める異世界生活 Re:zeropedia2)
フルネームはカペラ・エメラダ・ルグニカで、スバルやエミリアたちがいる世界の国名・ルグニカを名乗る魔女教の大罪司教です。自分のことは「アタクシ」と呼びます。
首までの短い金髪と赤い瞳を持ち、比較的幼く見える容姿に小悪魔的な服装をしています。ただし、変身できる権能を持っているため、容姿で年齢などを判断することはできません。かわいらしい見た目に反して、残忍な言動をとります。
カペラの基本情報【声優】
カペラの声を演じるのは、悠木碧(ゆうき あおい)さんです。4歳から子役として劇団に所属し、2003年にTVアニメ「キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series」でアニメ声優デビュー、2008年に「紅 kurenai」の九鳳院紫役で初主演を果たしました。歌手としてアーティスト活動もしていて「YUKI×AOI キメラプロジェクト」ではアニメの企画・原案・キャラクターデザインも手掛けています。
カペラ以外の主な代表作には、「魔法少女まどか☆マギカ」鹿目まどか役、「薬屋のひとりごと」猫猫役などがあります。
アニメ「リゼロ」カペラはかわいい?その性格は?
カペラは、元気な少女のようでかわいらしい外見をしていますが、性格は残忍で「人間の尊厳と価値観を踏みにじる怪物」と評されるほどです。「色欲」の大罪司教らしく限りなく利己的で、この世の愛と尊敬を独り占めすることを欲しています。非常に口が悪く、必要以上に暴言を吐き続けたり、人々を醜悪な姿に変えたりと悪意のある行動を繰り返し、大罪司教で一番のクズだと原作者も公言するほどです。
大罪司教カペラの能力・権能は?
普段は女の子の容姿をしていることもあり、身体能力や魔法といった面では、それほど戦闘力が高いわけではありません。その代わりに強力な権能を持ち、容赦なくそれを使った戦い方をします。権能で自身の身体の全体または一部を変化させることにより、トリッキーな動きが可能で、回復力も高く、倒しにくいキャラです。
生物の姿を変異させる
カペラは権能によって、自分の姿を変えられるほか、他人の姿も好きな生き物に変えることができます。姿が変わると、見た目だけでなく変化したものの能力も使えます。大きな龍に姿を変えたときは、建物も壊す強い力をふるい、口からは火を吹きました。人の姿ではそれほど強くないため、このように姿を変えて戦います。
姿を変えるのは、大罪司教「色欲」担当の、この世のすべての愛を受けることを望む性質によるものです。相手がどんな要求をしてもそれに応え、愛されるように、自分の姿を自在に変化させられます。
その一方でカペラは、人は醜い姿に変えられた相手に、それまでと同じ愛情を向けられなくなると語っています。世にいう“愛”とは“劣情にもとづく綺麗事”であるというのがカペラの主張です。愛情を独占したいカペラは、他人を醜悪な姿へ変えることも多く、人々を一気に蝿へ変えてしまうような悪意のある集団変異もできます。変異させられた人は、姿は変わっても人間のときの意識は保ったままです。
血の呪いを与える
カペラの血には「龍の血」が混ざっていて、他人の傷口に自分の血を垂らすことで呪いをかけられます。呪いによって受ける効果は人によって違いがあり、同じように呪いを受けたクルシュ・カルステンとスバルでは違う効果が現れました。
クルシュは呪われた箇所を中心に半身が黒斑に覆われ、命が危ぶまれる状態になりました。一方、スバルは傷口が黒斑に覆われたものの、ちぎれた足はつながり、痛みも違和感もなく動けるようになりました。
カペラの血に混ざる「龍の血」や呪いの効果は、近衛騎士団の騎士であるユリウス・ユークリウスが言う「王家に授けられる龍の血潮」の伝承に関係している可能性もあります。
アニメ「リゼロ」カペラの正体は?
カペラの正体は不明です。カペラは「カペラ・エメラダ・ルグニカ」と名乗っています。ヴィルヘルム・ヴァン・アストレアによると、50年以上前に「エメラダ・ルグニカ」がルグニカ王家に存在したことを証言しています。
ヴェルヘルムの言うエメラダ・ルグニカは、美しく聡明な一方で残忍な性格を持つ人物で、国民は皆彼女を恐れていたそうです。残忍な性格という点はカペラを思い起こさせますが、王家のエメラダ・ルグニカとカペラの関係は明らかになっていません。
カペラの持つ金髪に赤い瞳がルグニカ王族特有の色であることも、カペラとルグニカ王族に何らかの関係を匂わせます。しかし、カペラの容姿は変幻自在なので、それだけで判断はできません。カペラがエメラダ本人、または関わりがある可能性もゼロではありませんが、カペラの性格の悪さを考慮すると、悪意を持ってその名を騙っただけということもありえます。
カペラの倒し方は?最後は死亡する?
カペラはプリステラにて激しい戦いを繰り広げましたが、死亡は確認されていません。体を自在に変化させられるカペラは、首を切り落とされ、心臓を壊されても再生する驚異的な回復力の持ち主で、自身も不死身だと言っています。
カペラを倒すには、ただ攻撃するだけでは回復されて倒しきれないので、姿を変える権能を封じる手段が必要になるでしょう。
まとめ
カペラはアニメ「リゼロ」の3期から登場する「色欲」担当の大罪司教です。この世のすべてに愛されることを望み、周りの人を蹂躙することもいとわない、利己的で残酷な性格をしています。スバルたちに敵対する存在として登場し、特異な権能と驚異的な再生力を持つことから、相当な苦戦を強いられることになります。そんなカペラの3期での活躍を、アニメの放送や動画配信サービスなどで楽しみましょう。
(C) 長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活1製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活2製作委員会
(C)長月達平・株式会社KADOKAWA刊/Re:ゼロから始める異世界生活3製作委員会
アニメ『 Re:ゼロから始める異世界生活』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
---|---|---|
1 | 始まりの終わりと終わりの始まり | はじめての死に戻り |
2 | 再会の魔女 | 激怒するエミリア |
3 | ゼロから始まる異世界生活 | イケメンがみんなを救う |
4 | ロズワール邸の団欒 | 目覚めると双子のメイドが |
5 | 約束した朝は遠く | 目覚めて気づく死に戻り |
6 | 鎖の音 | 敵の正体はまさかのレム |
7 | ナツキ・スバルのリスタート | 崖から飛び降りリスタート |
8 | 泣いて泣き喚いて泣き止んだから | エミリアたんの膝枕 |
9 | 勇気の意味 | 鬼化して高笑いするレム |
10 | 鬼がかったやり方 | ラムを投擲するスバル |
11 | レム | 「鬼がかってますね」 |
12 | 再来の王都 | 王選候補者・フェルト |
13 | 自称騎士ナツキ・スバル | スバルを拒絶するエミリア |
14 | 絶望という病 | レムに膝枕されるスバル |
15 | 狂気の外側 | 脳が、震える震える |
16 | 豚の欲望 | 霧から覗く巨大な目玉 |
17 | 醜態の果てに | ラムにも忘れられるレム |
18 | ゼロから | 1から、いいえ、0から |
19 | 白鯨攻略戦 | 妻を愛するヴィルヘルム |
20 | ヴィルヘルム・ヴァン・アストレア | ヴィルヘルムと妻の過去 |
21 | 絶望に抗う賭け | 白鯨との戦いが決着 |
22 | 怠惰一閃 | ペテルギウスを撃破…? |
23 | 悪辣なる怠惰 | 体を乗っ取られるスバル |
24 | 自称騎士と最優の騎士 | スバルとユリウス共闘 |
25 | ただそれだけの物語 | 「レムって誰のこと?」 |
26 | それぞれの誓い | 新たな魔女教大罪司祭 |
27 | 次なる場所 | “強欲”の魔女エキドナ |
28 | 待ちかねた再会 | エキドナとお茶会 |
29 | 親子 | 目覚めると現在の日本 |
30 | 踏み出した一歩 | エミリアを抱きしめる |
31 | 少女の福音 | レムと再会するラム |
32 | ユージン | 捕らえられたスバル |
33 | 命の価値 | 兎に食べつくされる… |
34 | らぶらぶらぶらぶらぶらぶゆー | “暴食”の魔女ダフネ |
35 | 地獄なら知っている | ペトラとデートの約束 |
36 | 死の味 | 泣きわめくベアトリス |
37 | 魔女たちの茶会 | 目覚めたらレムが… |
38 | 泣きたくなる音 | “嫉妬”の魔女サテラ |
39 | STRAIGHT BET | パックと契約破棄 |
40 | オットー・スーウェン/信じる理由 | 大きな喧嘩とキス |
41 | クウェインの石は一人じゃ上がらない | “見えざる手”アッパー |
42 | 記憶の旅路 | エミリアの過去の記憶 |
43 | 平家星の笑った日 | “虚飾”の魔女パンドラ |
44 | エリオール大森林の永久凍土 | フォルトナの最期 |
45 | 聖域の始まりと、崩壊の始まり | スバルVSロズワール |
46 | 咆哮の再会 | ラムVSロズワール |
47 | 水面に映る幸せ | 号泣するベアトリス |
48 | 血と臓物まで愛して | エルザと決着のとき |
49 | 俺を選べ | スバルを選ぶベアトリス |
50 | 月下、出鱈目なステップ | スバルとエミリアのダンス |
51 | 劇場型悪意 | おぞましすぎるシリウスの力 |
52 | 氷炎の結末 | 掛け声まで可愛らしいエミリアのバトル |
53 | ゴージャス・タイガー | ガーフィールの男気、ミミの「よしよーし」 |
54 | 都市庁舎奪還作戦 | スバル、渾身のお姫様抱っこ |
55 | 濁流 | “ゲス顔エミリア”の罵倒 |
56 | 騎士の条件 | プリシラの圧倒的火力 |
57 | 最も新しい英雄と最も古い英雄 | 心震わす大演説 |
58 | いつか好きになる人 | 反撃の狼煙が上がる! |