【FIBAアジアカップ予選】男子日本代表 93-75 男子モンゴル代表(11月21日/日環アリーナ栃木)
完璧なショットブロックかと思われたが、まさかのヴァイオレーションにアリーナが騒然とした。珍しいゴールテンディングを取られると指揮官もベンチの選手たちも思わず「おい!」と身を乗り出し、SNSではファンたちも騒然となっている。
バスケットボール日本代表は21日、FIBAアジアカップ2025予選Window2でモンゴル代表と対戦した。問題のシーンは第3クォーターの残り5分39秒だった。
モンゴルのPFエンフバヤスガラン・アマルバヤスガランがドライブからレイアップシュートを狙うも、待ち構えていたCアレックス・カークがタイミングを合わせてブロック。日本代表のカウンターチャンスかと思われた。しかし次の瞬間、レフェリーのホイッスルが吹かれてプレーがストップ。ベンチ前に立っていたトム・ホーバス監督もカークのプレーに拍手していたが、ホイッスルと同時に両手を挙げながらノーファウルをアピールした。
このシーン、レフェリーはカークのゴールテンディングをとった。シュートしたボールがリングに向かって落下している間にボールに触れて得点の可能性を妨げる違反行為だが、リプレイで確認してみると相手のシュートが最高到達点に達する前にカークが触っているようにも見える。そのため、日本ベンチも不満を示していた。
このシーンについてSNSでは「いまのゴールテンディングですかね」「ゴールテンディングじゃないだろ…」と判定を疑問視する声や「ゴールテンディング初めて見た」といったファンも。さらには「ホーバスさんも怒ってたなw」「怒るのもわかるなー」「これを取られるのは厳しい」「そりゃキレるわ」「審判どこ見てんだよ!」 など、ホーバス監督やベンチの行動を理解するファンも見られた。
今年1月に日本国籍を取得し、この日が日本代表デビューとなったカーク。チームトップとなる29分3秒のプレータイムで17得点8リバウンド5アシストを記録するなどまずまずのデビュー戦となった。(ABEMA/バスケットボール男子日本代表)