厚生労働省が、全国民が受け取る基礎年金の給付水準を約3割底上げする方針だと、共同通信が関係者の話として報じた。一方で、水準アップの財源を、企業や会社員などが積み立てる厚生年金の積立金からまかなうとも伝えられ、「不公平だ」などと反発の声が多数。なかには年金を払わない選択をした人もいる。
 年金をめぐっては「払った額が回収できない」と思う人も多い中、実情はどうなのか。『ABEMA Prime』では、過去に年金を支払わず差し押さえられた経験者と、年金制度の見直しを議論する厚労省・年金部会のメンバーと考えた。