【リーグアン】スタッド・ランス1-1リヨン(日本時間11月24日/スタッド・オーギュスト・デローヌ)
スタッド・ランスのFW伊東純也が"ふわり"タッチでチャンスを演出した。味方選手からボールを受けた日本代表FWは、スムーズに前を向くと軽やかなキックで相手DFラインの背後へ決定的なパスを通している。
話題のシーンはスコアレスで迎えた19分に見られた。右サイドから中央に絞ってMFヴァランタン・アタンガナからのパスを呼び込んだ伊東は、FWマーシャル・ムネツィの相手ディフェンスラインの背後へのランニングにピタリと合わせる”ふわり”としたパスを通した。
日本代表FWからのパスを受けたジンバブエ代表FWはボックス内で相手GKをかわすことに成功したが、背後からのリヨンDFクリントン・マタの激しい寄せによってタッチが乱れてしまい、シュートを放つことができなかった。
結果的にゴールとはならなかったが、一本のパスで決定機を演出した伊東のプレーに視聴者は「流石のパス」「ボールタッチがうまいなー」「あの軽い足の振りでいいボール出せる伊東純也すごい」「純也さん触ったと思ったらさすがよ」とコメント。相手の厳しいマークに遭うなかで見せたクオリティの高いプレーに感心している様子だった。
今シーズンの伊東はラストパスの精度が冴えわたっており、シュートに結びつくパスの指標である「キーパス」はリーグ最多の38本を記録。2位の選手と9本差をつけてのトップであり、リーグアン屈指のチャンスメイカーとして評価を高めている。
なお伊東と中村敬斗の日本代表コンビはフル出場を果たし、試合は1-1のドローという決着に終わった。
(ABEMA de DAZN/リーグアン)