【ラ・リーガ】アトレティック・クルブ 1-0 ソシエダ(日本時間11月25日/サン・マメス)
レアル・ソシエダのMF久保建英が、ドリブルからイエローカードを誘発した。自陣低くでボールを拾うと一気に加速して相手ゴールへ一直線。ファウルでしか止められない速さに、ファンも驚愕した。
11月25日に行われたラ・リーガ第14節で、レアル・ソシエダはアトレティック・クルブと対戦。ソシエダが1点ビハインドの41分に久保が見せ場を作った。
ソシエダのDFイゴール・スベルディアが、アトレティック・クルブのFWイニャキ・ウィリアムズが入れた縦パスを最終ラインでカット。久保がこのボールを拾うと、ワンタッチでMFベニャト・プラードスを交わして一気に加速する。
ハーフウェーラインを超えて相手ゴールへとどんどん近づいていく久保。しかし後方には追いかけてきたプラードス、前方にはDFイェライ・アルバレスとMFイニゴ・ルイス・デ・ガラレタが蓋をする形に。最後はプラードスのタックルを受けて止められ、イエローカードを誘発した。
解説を務めていた安永聡太郎氏は「(久保が上手く)入れ替わったんですけどね、そこから猛然と(プラードスが)戻ってきてファウルで止めた形でのイエローカードですけどね。久保の仕掛けもいいんですけど、それをあれだけ足音をきかせてね」と、ファウル覚悟で止めたシーンを説明。
SNS上のファンは、自陣低い位置から相手ゴール前まで辿り着いたドリブルに対して「よしタケのキャリーからイエロー」「タケナイスすぎ」「昔より速くなってない?」と驚きの反応も。そして「タケが3人に囲まれる」「タケのドリブル突破に3人もマークついてたな…そこは外せないのね」と、ファウルを受けた際の3枚マークが気になっていた。
試合はソシエダの1点が遠く、0-1のまま終了。バスクの両雄のダービーはアトレティックに軍配が上がった。好プレーも見せた久保だったが60分に交代を告げられている。
(ABEMA de DAZN/ラ・リーガ)