11月30日は「絵本の日」。作家・瀬田貞二氏が著した『絵本論』(福音館書店)がこの日に発行されたことにちなんで制定されたというが、巷ではこの秋に発売されたとある絵本作家の“意外な本職”が話題となっている。
10月15日に全国書店・オンライン書店で発売された絵本『ぼくはキリン』(303BOOKS)は、自己肯定感が低く、運動が苦手で友達の輪に入れない主人公のキリンが、バスケットボールと出会ったことで自分の長所に気付き、成長していく物語だ。
この絵本を制作したのは、プロバスケットボールチーム・名古屋ダイヤモンドドルフィンズに所属する、佐藤卓磨選手。自身の幼少期を振り返り、バスケットボールと出会ったことで「誰にでも自分の強みはある」と考えられるようになったという佐藤選手からのメッセージが作品には込められている。
『ABEMAヒルズ』でコメンテーターを務めた精神科医の木村好珠氏は、アスリートの異業種進出について「アスリートだからといって、24時間365日ずっとバスケットボールをしていてはメンタル的に辛くなってしまう。加えて、こうした活動を現役でプレーしながらできることはすごいことだ」と感心していた。
(『ABEMAヒルズ』より)
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