東京都が幹線道路の環状7号線の下で進めている地下調節池の工事が、1年にわたり中断されています。
環状7号線の地下で中野区と練馬区を通る調節池は、本格的に掘り進める工事が2023年1月に始まりました。
調節池はシールドマシンと呼ばれる掘削機で掘り進めていますが、機械の刃が想定よりもすり減ってしまったため、1.4km進んだところで刃を交換することになりました。刃の交換作業は1年ほどかかるとみられ、調節池の完成は2027年度末に延期されました。完成すると長さが約5.4kmで、約68万立方メートルの水をためられるということです。(ANNニュース)