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【映像】先頭に注目!ペースメーカーが離脱する瞬間

 陸上の「GMOインターネットグループpresents MARCH対抗戦2024」が23日、東京・町田GIONスタジアムで行われた。明治大、青学大、立教大、中央大、法政大の5校が参加。1万メートルのレースを4組行い、各校10人の合計タイムを競った。第3組では、レース中盤でペースメーカーが離脱するアクシデントが発生。ファンからは「ペーサーおらん」「どうした?」と心配の声が多数上がっていた。

【映像】先頭に注目!ペースメーカーが離脱する瞬間

 次世代エース候補が集った第3組。各校、新春の箱根駅伝のメンバーとなりえる主力が名前をそろえているとあり、大きな注目を集めていた。本組のペースメーカーは5000メートルを14分20秒で通過する設定で、本レース参加選手は28分40秒前後を目指す展開と見込まれていた。

 しかし、レースは序盤から不安定なものに。解説を務めた駿河台大・徳本一善監督は「入りが予定よりも遅い。(周回によってペースが)不安定なレースになると選手たちも振られてくるので、リズムがとりにくくなる。(ペースメーカーは)このあたりで安定してもらってリズムを戻して、記録を狙えるようになると面白くなる」とコメントしていた。

 レースは後半へ。中央大を先頭に、上位が固まりつつある14周目でアクシデントが発生した。ペースメーカーが周回中に突如離脱。この様子に、ABEMAの視聴者からは「PM落ちた?」「ペーサーおらん」「ぺーすめいかーどこ」「ペーサーどこいったん?」「もうペースメーカー離脱したでしょ」「ペーサーの状態が悪いのかな?」「えっ?」「どうした?」と多数のコメントが寄せられた。

 解説の徳本監督は「ペースメーカーは本来8000メートルまでの予定。外れたのはアクシデントがあったのかもしれない」と心配。しかし、「うまくペースが安定しない中だったが、ここでしっかり記録を出せば価値のあること。そういう目線でも見ていきたい」と選手たちに期待を寄せていた。

 大きな期待と注目の中で争われた第3組は、中央大勢が終始けん引。最後は中央大1年の田原琥太郎がパーソナルベストを39秒更新する28:33.54でゴール。4位まで上位を独占する結果に、解説の徳本監督は「早めにペースメーカーがいなくなったが、中央大の選手たちは自分たちでレースを作った。価値のあるタイムだと思う」と称賛のコメントを送っていた。
(ABEMA/MARCH対抗戦より)

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