アニメ「葬送のフリーレン」を視聴したことがなくとも、「アウラ、自害しろ」のセリフは知っているという人も多いことだろう。フリーレン(CV:種崎敦美)が断頭台のアウラ(CV:竹達彩奈)に圧勝してみせた第10話は、“神回”と名高いエピソードだ。
【映像】魔力を解放し圧倒するフリーレン(21分45秒ごろ〜)
アウラは、魔王直属の“七崩賢”に名を連ねる大魔族だ。アウラが使う「服従させる魔法(アゼリューゼ)」は、自身と相手の魂を“服従の天秤”に乗せて、より魔力の大きいほうが相手を永遠に操ることができるもの。逆に相手の操り人形にさせられるリスクもあるとはいえ、強大な魔力を持つアウラにとっては、実質的な必勝の魔法と言える。
第10話で、アウラは、フリーレンを相手に「服従させる魔法」を使った。勝ち誇るアウラだったが、実はフリーレンは、魔族を欺くために自身の魔力を大幅に制限していた。事態に気づいたアウラは、それでも「ふざけるな、私は500年以上生きた大魔族だ」と食い下がろうとした。しかしフリーレンは、「アウラ、お前の前にいるのは、1000年以上生きた魔法使いだ」と一蹴。魔力の制限を解除し、逆にアウラを支配すると、「アウラ、自害しろ」と命令した。
フリーレンの強さが発揮され、ネット上は、「来ましたわあああああ」「これが見たかったの!!」「原作で一番好きなシーンたまんねぇ!!!」「鳥肌たった!フリーレンかっこイイ!!!」「魔力ぶわっと溢れ出るのかっこよくて鳥肌立った」と大盛りあがり。アウラの負けっぷりも「絶望の顔といいまじで最高だ」「『断頭台のアウラ』に自分の首を斬り落とさせるの、最高に皮肉が効いていていいな」と印象に残ったファンが多かったようだ。
現在一挙配信中のアニメ「葬送のフリーレン」は、「週刊少年サンデー」で連載中の原作・山田鐘人氏、作画・アベツカサ氏による同名漫画が原作。魔王が討伐された“その後”の世界が舞台という斬新な設定のファンタジーで、数々の賞を受賞するなど絶大な支持と評価を得ている原作コミックスは既刊13巻現在で累計発行部数2200万部を超えている。
2023年9月から2024年3月にかけて放送されたTVアニメは、毎話放送後関連ワードがいくつもXでトレンド入りするほどの盛り上がりを見せ大ヒット作となった。アニメ第2期の制作も発表されている。
※種崎敦美の「崎」は、正式には“たつさき”
(C) 山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会
アニメ『葬送のフリーレン』放送回一覧(動画リンクつき)
話数 | サブタイトル(タップで動画へ) | 見どころ |
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1 | 冒険の終わり | フリーレンの涙 |
2 | 別に魔法じゃなくたって… | 約束の花 |
3 | 人を殺す魔法 | スカート捲ったクソガキ |
4 | 魂の眠る地 | かけがえのない「たった10年」 |
5 | 死者の幻影 | 「撃て」 |
6 | 村の英雄 | ド迫力のシュタルクvs竜! |
7 | おとぎ話のようなもの | ヒンメルが銅像を残す理由 |
8 | 葬送のフリーレン | 「葬送のフリーレン」の由来 |
9 | 断頭台のアウラ | 「ヒンメルはもういないじゃない」 |
10 | 強い魔法使い | 「自害しろ」のリップシンク |
11 | 北側諸国の冬 | 漫画作者描き下ろしの女神 |
12 | 本物の勇者 | シュタルクの兄との思い出 |
13 | 同族嫌悪 | 魅惑(?)の投げキッス |
14 | 若者の特権 | むねキュン過ぎる指輪渡し |
15 | 厄介事の匂い | 長尺で描かれたダンス |
16 | 長寿友達 | 最愛の人を喪った長寿種 |
17 | じゃあ元気で | 「もう付き合っちゃえよ!!!」 |
18 | 一級魔法使い選抜試験 | 空が半分しか見えない大きさ |
19 | 入念な計画 | 奇襲を完璧に防ぐフェルン |
20 | 必要な殺し | 必要なおんぶ |
21 | 魔法の世界 | 「殴り合いじゃぁぁぁぁッ!!!!」 |
22 | 次からは敵同士 | めんどさ全開なフェルン |
23 | 迷宮攻略 | また箱から尻出してる |
24 | 完璧な複製体 | やきもちフェルンのハグ |
25 | 致命的な隙 | モジモジフリーレン |
26 | 魔法の高み | 金のミミックからも尻出し |
27 | 人間の時代 | 少年ヒンメルの出会い |
28 | また会ったときに恥ずかしいからね | 孫弟子と同じ嫌顔 |
・無料でみられる「葬送のフリーレン」エピソード・見逃し配信一覧