【UEFAチャンピオンズリーグ】スポルティング 1-5 アーセナル(日本時間11月27日/エスタディオ・ジョゼ・アルヴァラーデ)
まさかの大敗のなか、スポルティングのMF守田英正が輝きを放ったワンシーンだった。日本代表MFがインターセプトを起点に攻め込むと、ボックス外からミドルシュート。GKの好セーブに防がれたが、この流れで得たCKからスポルティングが一矢報いるゴールを挙げると、SNSは盛り上がった。
日本時間11月27日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節で、スポルティングはアーセナルをホームに迎えた。0ー3と追いかける展開で迎えた47分、左ボランチで先発出場していた守田が輝きを放つ。
アーセナルのFWブカヨ・サカのパスを狙っていた守田は、左サイドでインターセプトを成功させる。ドリブルでボックス手前まで運ぶと、右サイドへ展開。MFジオバニー・クエンダ、MFモルテン・ヒュルマンドを経由して、ボールは再び守田の下へ。
日本代表MFは右足の正確なトラップでボールをコントロールすると、すかさず右足を一閃。グラウンダーのシュートがゴールを急襲した。GKダビド・ラヤの好セーブに阻まれたが、このプレーで獲得したCKからDFゴンサロ・イナシオのゴールが生まれている。
このゴールシーンについてポルトガル・メディア『A BOLA』は、「守田のシュートはラヤに好セーブを強いた。その流れでCKからイナシオのストライカーのようなシュートが決まった」と報じている。
またこのワンシーンにはSNS上のファンも注目。「自分で奪ってフィニッシュまで!」「守田のインターセプトから試合が動いた」「いいシュート打つやん」「ちゃんと枠捉えてた」「惜しかったと思ってたらイナシオ先制した!」「ついに守田がスイッチを入れた」など守田の活躍を称えるコメントや、アーセナル・ファンからは「守田さんのミドル怖いー!」「守田がやっぱり厄介な存在だな」「守田は敵になると本当に嫌な選手」などのコメントも見られた。
この日の守田は、78分にFWコンラド・ハーダーと交代するまでプレー。45本中41本のパスを成功させるなど成功率91%を達成し、守備では7回のデュエルで4回成功させるなど守備面でもチームに貢献している。しかし、スポルティングはアーセナルに1ー5の大敗を喫し、今季のCL初黒星となった。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)