ブンデスリーガで実現する日本人対決に向けて、ボルシアMGの日本代表DF板倉滉が、フライブルクの日本代表MF堂安律を徹底分析した。
10月24日の『ABEMAスポーツタイム』では、ブンデスリーガ第12節で実現する日本人対決を前に、堂安と板倉を特集した。
番組では元北朝鮮代表であり現在はサッカー解説者の鄭大世が、ドイツに飛び板倉にインタビューを実施。まずは板倉が堂安の印象を率直に語った。
「まずもう嫌っすね。堂安選手はボールを失わない。パス、ドリブル、シュート、全てクオリティ高くこなせる選手。自分がどこに走り込んだら嫌だとかがわかっている。攻撃も嫌な選手だけど、守備でもチームのために頑張れる。相手にするのは嫌だなという印象」
日本代表の堂安は右のウイングバックが主戦場。本来は攻撃的な選手ながらも、守備も求められるポジションだ。普段から堂安とコミュニケーションを取っている板倉は「フライブルクで守備が求められることが多い。守備ができない選手は試合に出さないと言われてるくらい。そこでスタメンでやっているということは、相当守備を意識している」とクラブチームで守備面を大きく向上させたと見ているようだ。
今季の堂安はフライブルクで4ゴール1アシストを記録。好調を維持している堂安と板倉が直接対決する一戦に向けて、板倉が堂安を分析した。
第4節のハイデンハイム戦で決めたカットインについては「(カットインからボックス手前右の位置)ここで振らせたらだめ。ワンステップ縦に行くよと見せてからのカットイン。ただ、カットインしてるんじゃなくて、斜めに帰ってきたDFに対して、縦に行くよと見せてからの中。一歩遅れただけで30センチも開いていたら振れる。自分が相手したらどっちかは捨てる」と堂安の鋭いカットインを警戒した。
「得点パターンも多い。どんどん怖い選手になっている」と話す板倉。注目の日本人対決は日本時間11月30日の23時30分にキックオフだ。
(ABEMAスポーツタイム)