奈美悦子(73)が『徹子の部屋』に出演。骨が飛び出るほどの壮絶な骨折で救急搬送された事件を振り返った。
11月26日(火)、黒柳徹子の『徹子の部屋』(テレビ朝日系列)が放送。奈美悦子が出演した。奈美は56歳の時に再再婚し、現在は夫と犬と暮らしているそう。ところが犬の散歩中に転んだところ、想像を超える大怪我を負う羽目に。
「他の方向を見ている時に(犬に)引っ張られたんでしょうね。どうやって転んだかも覚えてなくて」「しばらくしたら救急車の音が聞こえて」と奈美。「骨が出てたんですよ。ここ(右手首)からポンと出てて。まさか生きてるうちに自分の骨を見るなんて(笑)」と説明した。
あいにく日曜日で救急車がつかまらず、搬送先探しも難航。骨が出るほどの大怪我に対応できる医師も見つからなかった。奈美が「骨というのは本来外に出ないもの。そこから感染症になるそうです」と言うように、とにかく時間との戦い。手から骨が飛び出たレントゲン写真に、黒柳は「うわー。すごい…」と声を詰まらせた。
集中治療室で目が覚めると、今度は右手首から鉄の棒が4本出ていたそう。その痛々しい写真を公開しながら、「チタンのプレートと、ボトルが20本入っています」と説明した。
まずは腫れを取る治療、腫れが引いたら本格的な手術、と段階を踏み、2度の全身麻酔を経験した奈美。「最初はペットボトルも開けられない。情けなくなって」と辛い心境を語った。
不幸中の幸いだったのはすぐにリハビリができたこと。「全治3か月で、半年も来れば動くようになると言われていたけど、リハビリの先生がびっくりするくらい回復が早かったんです」と笑顔を見せた。
奈美が動けない間は夫が家事を担当。お風呂に入るのも夫の手を借りなくてはならなかった。「背中も洗ってもらってました。申し訳ありませんと言いながら」「老老介護ってこういうことなんだな、と思いました(笑)」と振り返った。