【UEFAチャンピオンズリーグ】リヴァプール 2-0 レアル・マドリード(日本時間11月28日/アンフィールド)
レアル・マドリード守備陣を崩し切る圧倒的なフィニッシュワークだった。リヴァプールのMFアレクシス・マクアリスターが、自らのパスを起点にボックス内に侵入してスーパーゴール。ファンも驚愕と絶賛のコメントを寄せている。
鮮やかかつ圧巻のゴールが生まれたのはUEFAチャンピオンズリーグ(CL)のリーグフェーズ第5節、リヴァプールが本拠地アンフィールドにレアル・マドリードを迎えた注目の一戦、0-0で迎えた52分のことだった。
リヴァプールは左サイドからの攻略を試みると、MFカーティス・ジョーンズからのパスをゴール前の中央左で受けたマクアリスターが前を向いたところで起点となった。一度、近い位置いたDFコナー・ブラッドリーに預けると、斜めのランニングからダイレクトでリターンをもらってボックス内へと侵入した。
直前までリヴァプールは数的不利だったはずが、マクアリスターが斜めに走ったことで、レアル・マドリードの3人、DFアントニオ・リュディガー、MFルカ・モドリッチ、DFラウール・アセンシオの注意を引き付け、フィニッシュへの道筋を作り出す。驚きだったのは、このシーンでアルゼンチン代表MFが自らシュートを選択したことだ。
マクアリスターは一気に右に加速しながら、アセンシオの足ブロックを受けた状態で身体をひねりながら右足を振り抜くと、狙い澄ましたシュートをゴール左隅へと突き刺した。それまでビッグセーブを連発していたレアル・マドリードの守護神ティボー・クルトワも、まさかのタイミングで飛んできたシュートに触ることができなかった。
実はこのプレーの直前、マクアリスターの左からのクロスに抜け出したブラッドリーの完璧なヘッドは、クルトワにシャットアウトされていた。同じような角度からのシュートを、今度はベルギー代表GKの手が届かない位置へと流し込む秀逸なフィニッシュとなった。それゆえABEMAで試合を見守った視聴者も「マックの伏線回収えぐいわ」「今度こそ決めた」とコメントするなど、そのゴールに酔いしれた。
また、SNSを含めたファンからは「うんま!」「天才だ」「神ってる」「そこからこじ開けるのすごっ!」「本来は決まるシュートじゃない」「トラップからシュートまで100点すぎる」などの声が上がっており、レアル・マドリード守備陣もお手上げの完璧なフィニッシュワークに歓喜していた。
試合はその後、76分にFWコーディ・ガクポが追加点を挙げたリヴァプールが2-0で完勝。CLのリーグフェーズ第5節を終えて唯一の5連勝を飾って首位の座をキープしている。一方でFWキリアン・エンバペのPK失敗もあり敗れたレアル・マドリードは、24位とまさかの順位に沈んでいる。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAチャンピオンズリーグ)
■Pick Up
・キー局全落ち!“下剋上”西澤由夏アナの「意外すぎる人生」
・現役女子高生の「リアルすぎる日常」をのぞき見
・スポーツコンテンツに適したの“ライブ特化型広告”って何?