『しくじり先生 俺みたいになるな!!』に、オードリーの春日俊彰が登場。小学生時代のトラウマを語った。
有名人や企業のしくじり経験から教訓を学ぶ本番組。今回は、オードリーの春日俊彰が解説として登壇し、カシオの腕時計「G-SHOCK」の"知られざるしくじり"を深掘り。「絶対に壊れない時計」の誕生からヒットまでの道のりを解説した。
授業を聞くメンバーには、オードリーの若林正恭、平成ノブシコブシの吉村崇、ハライチの澤部佑らレギュラー陣の他、岡本夏美、日向坂46の松田好花、三代目J Soul BrothersのEXILE NAOTOらが出演。
「落としても壊れない丈夫な時計」とたった一文のみ書かれた提案書をきっかけに開発が始まった、カシオの「G-SHOCK」。しかし、見切り発車の開発はしくじりの連続で、開発者の心が壊れるほど過酷な道のりだったという。
G-SHOCKに限らず、「ノープランで行ったら後々追い込まれてしまった」というしくじりは、実際には誰にでも起こり得る。春日は似たような経験として、小学生の時に起こったエピソードを語った。
小学6年生の時、生徒会長選挙に出るためクラスの代表として立候補した春日。立候補者は全校生徒の前で演説をする必要があり、担任の先生からは原稿用紙を読むことを勧められた。しかし、春日は「場に立っちゃえばいけますんで」と豪語し、ノープランで本番に臨んだという。
ところが演説当日、500人もの生徒を前にした春日は緊張のあまり固まってしまい、何も浮かばず頭が真っ白に。「そのまま怖くなって、号泣しちゃったんですね」と明かし、笑いを誘った。春日が泣き始めると、担任の先生が袖から現れ、春日を抱えて退場させたという。
さらに、春日は退場する際、同じ小学校に通う2歳年下の妹が体育座りで泣いている姿を見てしまったといい、出演者らは「うわー」「切ない」と同情の声を漏らした。春日も「兄貴がね。そんなことになっちゃって……」と、苦笑いで振り返った。
澤部は現在の春日について「基本的には何も変わってないですよね」とツッコミを入れると、春日は「そうなんです」と認める。しかし続けて、「ただそれ以来、台本はちゃんと読むようになりました」と成長を明かし、スタジオの笑いを誘っていた。