【UEFAヨーロッパリーグ】ソシエダ 2－0 アヤックス（日本時間11月29日／アノエタ）
これぞ「タケフサ・クボ」のゴラッソだった。ソシエダに所属するMF久保建英は、右サイドから相手DFの間を突くドリブル突破でボックス内に侵入してそのまま左足でゴール左隅へシュートを突き刺した。圧倒的な個人技で追加点を挙げた日本代表MFにスタジアムは歓喜し、日本のファンもSNSで大熱狂している。
素晴らしいゴールが生まれたのは、UEFAヨーロッパリーグのリーグフェーズ第5節、ソシエダがホームで迎えたアヤックス戦で1点をリードする85分のことだった。
右サイドで相手のクリアボールを拾った久保は前方のスペースへとドリブルを開始。目の前で対応するアヤックスのDFオーウェン・ワインダルの逆を突くように斜め左へ進路を取ると、遅れてカバーリングしてくるMFクリスティアン・フリンソンも振り切ってボックス内へと侵入した。
目前には相手の最終ラインのDFユーリ・バースとヨシプ・シュタロが待ち構えていたが、その間隙を縫うようなコンマ数秒ほど早いタイミングで左足を振り抜くと、2人の間を抜けたボールはGKレムコ・パスフェールの反応をかいくぐって、まるで吸い込まれるようにゴール左隅のネットを揺らした。
チームの勝利を決定づける終盤の追加点にスタジアムは歓喜したが、久保はそんなホームのファンに自らの存在を示すようにスタンドに向かってひざ滑りし、立ち上がると両腕を広げるガッツポーズで歓声に応えた。
このゴールを見守った日本のファンもSNSで「嘘だろ30mくらい個人技」「久保おぉぉぉぉおお」「これがTAKE！！久保建英！」「久保のドリブルシュート炸裂きたあああああ」「なんか1人で完結してくれたんだけど久保www」「独走ドリブルゴールきたぁぁぁぁぁぁ」「今の久保のゴール鳥肌立ったわ」「メッシやんけ！」「久保建英無双あつい」「久保とかいう化け物」「ラレアルの中でも久保は別格だわ」と、大熱狂を起こしていた。
久保はその直後に交代。この試合では67分の先制点をアシストしていたことで、1ゴール・1アシストと全てのゴールを演出。チームはそのまま2－0で勝利し、日本代表MFがこの試合の立役者となった。
（ABEMA／WOWSPO／UEFAヨーロッパリーグ）
