【UEFAヨーロッパリーグ】ソシエダ 2-0 アヤックス(日本時間11月29日/アノエタ)
ソシエダに所属するMF久保建英の十八番であるフィニッシュワークが炸裂した。敵陣の高い位置でボールを奪った日本代表MFは、そのままボックス内へと侵入。得意のカットインからのフィニッシュで決定機を作り出している。
話題のシーンは、UEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第5節、ソシエダがアヤックスをホームに迎えた一戦、ゴールレスの58分のことだった。
アヤックスの左CBユーリ・バースの持ち運びに対して、ソシエダは最前線のミケル・オヤルサバルと右WGの久保建英で対応。この2人で挟むことで相手の選択肢を奪うと、久保が足でボールを引っかけてマイボールにすることに成功した。
解説を務めた安永聡太郎氏が「久保がうまくハトを消しながら、持ち出してきたバースに対して圧力をかけて奪いましたよね」と久保のボール奪取を称賛。
日本代表MFはショートカウンターの形からそのままボックス内へと侵入し、得意とするカットインからフィニッシュ。ゴール左下のコースを突く狙い通りのシュートを放った。
最後はアヤックスのベテランGKレンコ・パスフェールに防がれてしまったものの、ファンはSNS上で「上手く前から引っ掛けてチャンス作っているな」「久保そのシュートやで」「久保が効きまくっている」と感嘆の声をあげた。
この場面ではシュートを決めることができなかった久保だったが、85分には、ディフレクションがありながらもゴールを決めきる決定力を示した。この試合は1ゴール・1アシストという大車輪の活躍もあって、ソシエダが2-0の勝利を収めている。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAヨーロッパリーグ)