【UEFAヨーロッパリーグ】ソシエダ 2-0 アヤックス(日本時間11月29日/アノエタ)
ソシエダに所属するMF久保建英が驚きのチャンスメイクを披露した。右サイドで相手のパスを引っかけてシュートを放ってから1分も経たないうちに、今度は左サイドからクロスを演出。これにはファンもその能力の高さに驚愕している様子だった。
UEFAヨーロッパリーグ(EL)のリーグフェーズ第5節、ソシエダがホームで迎えたアヤックス戦でキーマンとなった久保は、ゴールレスの58分に守備から決定機を生み出す。
相手の左CBユーリ・バースがドリブルで持ち運ぼうとした場面で、日本代表MFは最前線のミケル・オヤルサバルと挟む形でボール奪取に成功。高い位置でマイボールにすると、ボックス内で得意のカットインからシュートに持ち込んだ。
これは相手の41歳GKレンコ・パスフィールのファインセーブに防がれてしまったが、その約50秒後には再び久保経由でチャンスが生まれた。
MFブライス・メンデスが自陣でボールを奪ったところからカウンターが発動すると、ボールはシェラルド・ベッカーがいる左サイドへ。このカウンターの場面では、右サイドで出場していた久保も左サイドへと流れて攻撃に厚みをもたらそうとしていた。
すると、日本代表MFは再び前からのプレスでバースのロストを誘い、最後は縦突破からの鋭いクロスでチャンスメイク。コーナーキックを誘う好プレーを見せた。
1分間で2度、しかもサイドを問わない立て続けの好機を演出したシーンには視聴者も「久保経由じゃないとチャンス生まれない」「流れが出てきた」「久保アシスト未遂」「久保今の決めたかったなぁ」と反応。攻撃で抜群の存在を放つ久保のクオリティに大興奮の様子だった。
久保を軸とした攻撃でアヤックスのゴールに迫ったソシエダは、67分と85分に日本代表MFが違いを作り出して2点を奪うことに成功。ホームで2-0の快勝を収めた。
(ABEMA/WOWSPO/UEFAヨーロッパリーグ)

