■アプリでプラトニック婚外恋愛中「家庭にも好影響」
実際に既婚者専用アプリを利用する野中さん(30代)。プラトニック婚外恋愛を進行中だが、「不倫」には否定的である。アプリを利用する目的は非日常体験で、交際中の相手とは食事などのデートをしている。普通のマッチングアプリをやらない理由について「前提として今、家庭がある。お互いにリスク管理ができる関係という意味では既婚者同士のほうが良い」と話す。
野中さんにとって、プラトニック婚外恋愛のメリットは「自身を研鑽するモチベーションがアップする」、「仕事など日々の生活で生産性がアップし活力が生まれる」、「婚外パートナーの存在が逆に家庭にも好影響」だという。
アプリでお付き合いしている方に、もっと踏み込みたいと言われたら、「完全に一線を引く。目的が違う」と即答し、お付き合いしている方と一線を越えたことは「本当にない」と胸を張る。
その理由については、「恋愛感情、愛情表現に関しては妻と子どももいると考えると、そこで別に満たされていないわけではない。仕事での悩み、家庭でけんかがあったり不満が出たりした時に、同じような経験を共有できる方に言うことで、心としてはすごく平穏が保たれると思っている」と説明。
しかし一方で、「歯止めがきかなくなったら怖いので、ある意味で一線は引くようにしている」といい、のめりこんでしまうと「10代の恋愛のような状態になってしまい、そこにちょっとリスクを感じる」と明かした。
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