【ブンデスリーガ】フライブルク 3-1 ボルシアMG(日本時間11月30日/ヨーロッパ・パルク・シュタディオン)
堂安律がフライブルク通算100試合目のメモリアルマッチで、難易度の高い超スーパーショットを叩き込んだ。ブンデスリーガ公式によると、その得点確率は4%とかなり低いものだったが、自慢の左足から放たれたシュートが逆サイドのネットに吸い込まれている。
いつも通り[4-2-3-1]の右WGで先発出場した堂安が、後半開始直後に相手ゴール前で違いをみせた。
フライブルクの守護神ノア・アトゥボルのロングキックをストライカーのミヒャエル・グレゴリッチュが体を張ったポストプレーで後ろに逸らすと、ボールは右サイドの日本代表MFへと渡った。
バイタルエリアまで持ち運んだ堂安は、背後から寄せてくるボルシアMG板倉滉の気配を感じながら自らの左にいたルーカス・ヘーラーへとボールをリリース。パスを受けた30歳のFWが左足を振り抜くと、相手DFのブロックしたボールが堂安の元へとこぼれた。
この時点で日本代表MFは左サイドへと流れており、左足でのシュートを得意としている選手からするとゴールと角度をつけにくい状況だった。ブンデスリーガ公式によると、得点確率が4%という難しい位置だったが、縦に持ち出してから振りの短いシュートで逆サイドを狙うと、見事にゴールイン。難易度の高いシュートを決めきった。
ABEMAで解説を務めた鄭大世氏は「このタイミングでよくシュートを打ちました。あそこでかわしたとはいえ、ほぼコースがないですからね」とコメント。相手守備陣のタイミングを外した上での難易度の高いシュートに称賛の声を送っていた。
これには視聴者も「タイミングすげえ」「シュート上手すぎる」「振り早っ!」「スゴすぎ」「エグすぎるやろ」「キーパードン引きだろ」「もはや神」など、堂安のシュート技術に感心している様子だ。
フライブルク通算100試合目の記念すべきゲームで、今季5得点目となるゴールを決めた堂安の活躍もあり、チームは3-1と快勝。前節終了時点で勝ち点が並んでいた相手に大きな勝利を掴んだ。(ABEMA/ブンデスリーガ)