2日から国会で始まる代表質問を前に、石破総理大臣は少数与党との状況の中で、野党の協力を得ながら「世論が高まっていく以外に乗り切る手だてない」と強調しました。
「野党の方々に賛成していただかないと衆議院は少数与党ですので、法案1本予算1つ成り立たないわけで、でもそれを動かしていくのは世論だと思っています」(石破総理大臣)
石破総理は少数与党で厳しい国会運営を迫られる中、「野党の意見に十分に耳を傾け尊重し、何をすべきか(第55代総理大臣の)石橋湛山の言葉に学びながら実現していきたい」と意気込みを語りました。そのうえで、政府が野党の言葉に耳を傾ることで世論が高まるという以外に、「少数与党という状況を乗り切っていく手立てはない」と重ねて強調しました。(ANNニュース)